東方厨のオッサンだけど台湾行ってきた



こんにちは。凡用人型兵器です。

つーわけでタイトルどおり3泊4日の台湾旅行に行ってきました。
いい歳して初の海外です。

色々と写真など撮ってきたので、画像を交えながら振り返っていきたいと思います。
始める前にまずコンセプトを説明しますと、
・ほぼノープラン
・適当に街中をフラフラ歩くのが好きなので、下調べなどはなるべく最低限にしてフラフラ歩く
・ツアーやガイドは使用しない
・全面的に台湾の人の善意を信じる
・怒られたら謝る

ちなみに私の語学力はほぼゼロです。善意を信じるというより信じざるを得ないというほうが正しいと思います。
一人旅行なので誰も頼れませんゆえに。
それではいってみたいと思います。


一日目

新千歳空港−桃園国際空港(台北)という便利な直行便を使用。
日にちのせいか時間のせいか、台湾に行く日本人より台湾に帰る台湾人のほうが多かったように思いました。
なんかじゃがポックルをダンボール買いしている人がやたらたくさんいた。
まあじゃがポックルおいしいからね。皆さんも北海道にお越しの際は是非お土産にどうぞ。

で、まあ一日目といっても、台北の宿泊先に到着したのが午後9時なので、何かアクティブなことはあまりできそうにない。
台北では夜市というのが有名で、これは日付が変わるくらいまでやっているそうなのですが、
移動で疲れたしあんまし人が多い場所には行きたくねえなあと思いまして、
なんかいいのないかなあと地図を眺めていたところ、宿泊地から市外の中心地である台北車站(駅)まで
地下鉄で2駅ほどであることが分かりましたので、とりあえず歩いてみることにしました。

いや、地図だと距離感とかわかんないし、現地の空気とか味わいたいし。そんな感じ。

で。
外に出てまず思ったのは暑いということでした。
午後10時ですが28度ありました。しかも蒸す。
僕は何が苦手といって暑いことほど苦手なものはないので、これは相当厳しい。
とはいえもう歩き始めてしまったので、仕方がないので歩きました。

台北の町並みですが、基本的にそれほど日本と変わりませんでした。
町並みも清潔ですし、身の危険を感じることもありません。(まあ首都の大通りでしたし)
あととにかくコンビニが多く、最も密集している場所では
セブンファミマセブンファミマと50メートル間隔くらいで並んでいるほどで、
いくらなんでも台北の人たちはもうちょっと歩いた方がいいのではないかと思いました。
あ、コンビニはどうもセブンとファミマが寡占しているようです。現地資本のとか全然見かけません。


最初に入ったファミリーマートで何だか凄く見覚えのあるキャラクターの漫画が売ってました。


大体何言ってるか分かる。
……ところで、見覚えがあるというのはキャラクター自体に見覚えがあるというのと、
この絵柄に見覚えがあるという……

ていうかLETRAの同人誌じゃねーか!


……奥付を見てみたのですが、作者名が「下海艾莉絲幼樂團」……
(艾莉絲は「アリス」と読むようです)
作者名で検索してみたらこんなページが出てきました。

わお。


巻末の既刊宣伝と思われるページ。
どう見ても浅木原忍さんの小説。
浅幕元 忍って誰やねん。

大体出版社のメールアドレスがgmailという時点で怪しさ全開な上にURLの先がこんなんという有様で、
奥付写真下部の「正式授権」というのは一体誰からどういう権利を買ったのか……謎は深まるばかりです。
そしてこの本がファミリーマートで売ってたというのが一番の突っ込みどころではないでしょうか。
海賊版なんだろうからもうちょっとコソコソやれよ……ISBN番号までちゃんと付いてるし……

台湾に来て最初に入った店でいきなりアジア的カオスさを垣間見てしまいましたが、
気を取り直して台北行脚の続きです。


台湾の信号。残り時間が表示される親切設計。
写真だと分かりませんが、この青信号の人は動きます。
しかも残り時間が少なくなると走り出します。
確かにただ点滅するよりは急ぎたくなるかもしれない。


バイク。
台湾の交通事情でまず目に付いたのはとにかくバイクが多いことでした。
車より多いのではないでしょうか。反面、自転車はほとんど見ませんでした。
歩道に当たり前のように駐車していますが、駐車スペースらしき白線が引いてあったので多分合法。
でも白線が引いてない狭い歩道にも余裕で駐車してありました。多分これは合法ではない。
しかもこのバイク、当たり前のように歩道へ乗り入れてきたり、
赤信号でも平気で右折(右側通行なので、つまり車線をまたがない曲がり)してきたりとかなり怖い。
でもこれでも多分世界的には交通マナーいい方なんだろうなぁ。

そんなこんなで、一本道だったので特に問題なく台北車站に到着しました。
といっても10:30なので特にできることもありません。


駅なので地図があちこちにあり、助かります。
……と思ったのですが、どうも地図を見てもぴんと来ないというか、
ここはどこでどういうルートで行けばいいのか、地図を見るたびに混乱します。


何かおかしいと思ったらしばらくしてようやく分かったのですが、地図の東西南北が統一されていません。
後で分かるのですが、別にこの駅に限った話ではなく、台湾の地図は基本的に
今向いている方を上に描くのが基本のようです。
慣れれば多分こっちの方が分かりやすいんでしょうが……

台北の交通事情ですが、バスとMRTという地下鉄だか電車だかが発達しており、
市内を移動する分には不都合を感じることはありません。
帰り道は早速地下鉄に乗ってみることにしました。


反射でよく分かりませんが、券売機にお金を入れると切符ではなくプラスチックのメダルが出てきました。
昔よく遊んだ、ドラえもんのドンジャラで使った点メダルを思い出しました。
これをsuicaのように改札機にかざして入ります。出るときはコイン投入口に入れます。
正直日本より進んでると思います。
ちなみに、suicaのようなカード状のものもどうやらあるらしいのですが、
どこで買うのか分かりませんでした。無念。


滅火器。
凄く消えそう。


エスカレーター。
写真だと分かりづらいですが、ステップの両サイドにブラシみたいな物が付いています。
これは一体何の意味があるのか。


出入り口に備え付けられている謎の箱。
中身はあの傘にかぶせるビニールのコンドームみたいなやつです。
雨の日はこれを使ってね! ということだと思われます。
あと台湾のリサイクルマークは四角いようですね。ゴミ箱などでもこのマークを見ました。

地下鉄から降りてホテルに戻ろうとしたところで案の定迷いましたが、
あまり危機感なくブラブラしていました。
というのも、(上の地図でも分かる通り)台湾の町は民権路とか市民大道とか、欧米式に道路に名前が付いており、
かつここが何道路か角ごとに看板に書いてあるので、地図さえあればそうそう本格的に迷うこともないのです。


ぶらぶらしていたらアニメイトを発見しました。(当然閉まっていましたが)


ホロが人気のようです。

その後無事にホテルを見つけたので、飲み物などを買っていこうとセブンイレブンに寄っていきました。
台湾のセブンイレブンはとにかく八角? パクチー? の匂いがします。
おそらくこのクソ暑いのにぐつぐつ煮えてるおでんのせいだと思います。


台湾のジャンプ。さっきのアレのせいで、正式授権と書いてあってもいまいち信じられない。


ここに載ってない漫画は台湾的に人気が出そうにない漫画ということなのでしょうか。
みた感じ、おおよそ日本より1ヶ月〜2ヶ月遅れの話であったように思います。
冨樫仕事しろ


台湾ビール(500ml)。40元。味の方はまあ……40元って感じでした。
麒麟とかサントリーとかのビールも売ってました。サッポロはなかったように思います。ちょっとお高め。
ちなみに1元=約2.5円です。ジャンプは85元でした。ビール換算で考えるとかなり高いです。


これは程よい辛さでかなり美味しかった。日本でも売るべき。阿求美味しいです。違った。阿Q美味しいです。
ドラえもんの方はどら焼き。かなりまっとうなどら焼き。
かつてドラえもんがアジア展開した際に、「ドラえもんが食べてるアレ何なの」というのが話題になったそうですが、
そういった経緯もあって売ってたりするんでしょうかね。
どうでもいいのですが新千歳空港にはドラえもんテーマパークみたいなコーナーがあって、
そこのカフェで売ってるのがドラえもんたい焼き
もう少し頑張ってほしい。台湾を見習いなさい。

一日目はこれで終了。



二日目


MRT士林駅。電光掲示板に後何分で次の電車が来るのか書いてある。
しかも5秒間隔で更新される。
便利だとは思うけどちょっと短気すぎないか。


駅からタクシーで10分ほどで、有名な故宮博物館に到着。
ちなみにタクシーの運転手さん、僕が一言も喋らないうちに
「こきゅうはくぶつかん?」と日本語で訊いてきました。思わず「そうです」と日本語で答えてしまいました。
(運転手さんが特別に日本語堪能であった可能性もありますが、そこからは英語で話していたから……)
僕はそんなに日本人観光客っぽい雰囲気だったんだろうか。多分そうなのだろう。


敷地内で法輪功の人が瞑想していました。
大陸からの観光客と思われる人たちもたくさん来ていたので、
おそらくその人たちにアピールしていたのだと思います。簡体字だし。

ちなみに大陸の人と現地の人の見分け方ですが、
基本的に服がダサいのと声がでかいのとタンを吐くのは大陸の人です。僕が勝手に決めました。
声でっけーんだよあいつら。博物館では静かにしろって習わねーのかよ。


台湾大学正門。
旧台湾帝国大学から続く歴史ある大学です。
外人が入ってはいけないという注意書きはなかったので、遠慮なく奥まで入っていきました。
大学の雰囲気自体はあんまり日本と変わらないように感じました。若いっていいね。


カッコイイ建物。
後で調べたところによると、これは図書館らしいです。カッコイイ図書館だなぁ。


大学の売店で買ったクリアファイル。おしゃれ。


台北中心部に程近い、228平和紀念公園に建っていた建物。
何の建物なのかは結局分からなかった。ただのモニュメント的なものなのかもしれない。

同公園内にある、去年できたばかりらしい228国家紀念館というところにも行ってみました。
パンフレットを貰ってきたはずなんだけど、見つからない。申し訳ないです。
228事件というのは簡単に説明すると、
太平洋戦争が終わって日本が撤収
→大陸から国民党がやってきた!遂に台湾が祖国に復帰!
→おいこの国民党って連中日本人より無茶苦茶ひでぇんだけど
→1947年2月28日に台北で起きたデモに政府が発砲、死者続出
→台湾全土で大規模な抗議行動や暴動が発生
→大陸から国民党軍派遣、大虐殺
という台湾史に残る重大事件です。詳しくはwikiとかで調べてください。
一般に台湾の人は親日であると言われますが、これは日本の次にやってきたのがあまりにも酷かったので、
「日本統治時代の方が遥かにマシ。日本人>>>>>大陸人」という意識が生まれたのも大きい……らしいです。
この辺が現代の台湾の政治事情にも深く繋がる云々ということなので、日台友好のためにも見に行ったのですが、
展示資料は主に台湾併合のあたりから歴史を追って進んでいく感じで、色々と興味深い資料がありました。

中でも皇民化政策の一環として日本語教育が行われていたので、終戦後も日本語で新聞が書かれていたのですが、
「解放」後に国民党がやってきて民族教育の観点から日本語禁止令が出されたというくだりで、
当時の新聞のコラムの切抜きに以下のような文章がありました。
「中国語が禁止されていたと言っても戦争中のわずか数年間の話で、
それも教育分野に限った話であって文芸方面ではまったくの自由であった。
(台湾原住民など中国語が話せない人も多いので)いま日本語をいきなり禁止するというのは
若者どころか中高年すら困る。絶対にやめるべき」

この文章は色々なことを示唆しているように思います。
特にあのー、何とは言わないけど事あるごとに奪われたとか破壊しつくされたとか何とか
言ってくる人たちがいるじゃないですか。何とは言わないけど。
我々のやったことがよかったというつもりはありませんが、少なくとも不当ないちゃもんについては
断固として反論していくべきなのではないかなーと思います。何とは言いませんが。

あと全然この話とは関係ないんですけど、SAMSUNGの看板と韓流のなにかしらを街中で結構見かけました。
さっきの阿Qも韓国キムチ味とかありましたし。
聞いた話では台湾と韓国はすごく仲が悪いということでしたが、意外とそうでもないのでしょうか。
あるいは韓流に関しては日本と同じなのでしょうか。何が同じとは言いませんが。
ただ少なくともテレビに関しては、完全にSAMSUNGに注目を奪われているように思います。
電気屋さんやデパートのテレビコーナーで一番目立つところにあったのがSAMSUNGでした。
洗濯機などの白物家電では、まだまだ日本のものが人気のようでしたが。

真面目な話おわり。

これで大体、どうしても見ておきたかったものは見たので、後は適当に
買い食いしながら気になった店に入ってみるなどして、街中をぶらぶらしていました。
正式名称は不明ですが、揚げパンみたいなのとナンみたいなのに牛肉をサンドしたのが美味しかったです。


またアニメイトを見つけました。昨日のとは違う店です。本当に偶然見つけてるのよ。
しかもこのアニメイト、らしんばんが併設されています。
これは見に行かないわけには行かないでしょうということで、見に行ってみました。
中の写真はさすがに撮れませんでした。申し訳ない。
今にして思えば写真撮っていいか店員さんに聞けばよかったです。

で。

ここ日本だわ。圧倒的ホーム感。

まず、日本の漫画やラノベの有名どころはほぼ全部翻訳出版されています。
(ここで売ってるのは多分本当に正式に契約したものでしょう。角川とか台湾に支社あるみたいですし)
ジャンプ・マガジン・サンデーは元より、エースとかREXとかアライブとか
百合姫とかの漫画まであるのはビビった。
とりあえず七姫物語を翻訳出版しようと決めた人には心底尊敬の念を送りたいです。
グッズコーナーになると更に日本ぽさが加速しており、「グッズ」とか「オススメ」とか
「とある魔術の禁書目録」とかのPOPが日本語で(しかも肉筆で)書いてある始末。
なので、仮にここの写真を撮ってアップしても多分誰も台湾の写真だと思わないでしょう。

日本からの直輸入本コーナーもあり、求聞口授が売ってました。全部日本語でしかも文字ばっかりだぜ。
濃い人は多分それでも買うんだろうなあ。

強いて日本と違う点を探すとすると、ToLoveるが18禁でした。
性的要素を含む作品は台湾では18禁になるようで、ふたりエッチとかも18禁コーナーにありました。
ただし日本における本来の18禁……つまり、エロ漫画やエロ同人誌は売ってませんでした。
三次エロ本も見つけられませんでしたし、少なくとも表向きは販売禁止のようです。

更にらしんばんですが、もう店内に中国語を探す方が難しいレベルで、
売ってる同人誌は全部日本のだしジャンル名のPOPも全部日本語。
「東方シリーズ」とか「起動戦士ガンダムSEED」とか「テニスの王子様」とか。
現地の人これで分かるの? いや東方は分かると思うけど……

ところでこの大量の日本の同人誌は一体どこから……
わざわざ日本まで同人誌買いに行くような人が中古に売るとも考えにくいですし、
日本のらしんばんから送られてきたのでしょうか?
うむー。

こうして「いやー台湾にもこんなに日本のサブカルチャーが浸透しているんだなぁ」
と感心していたのですが、このあと僕は更なる恐怖を目の当たりにすることになる。

その名は台北地下街

前述のように台北では地下鉄が発達しており、地下鉄があるので当然地下街もあるわけで。
まあまずはこの写真を見てほしい。地下街のいたるところに貼ってあったポスターですが。

ちなみにこのマスコットの娘の名前は莉洋(リオン)ちゃんだそうです。
CV.花澤香菜。
声優日本人じゃねえか!
しかも日本語で喋ってらっしゃる。どうなってんの。
なんか一部では割と前から有名だったらしいんですが、僕は予備知識ゼロで見つけたんで……
まあ藍澤光ちゃんも日本人だしな……莉洋ちゃんが日本人でもおかしくないのかもしれない。


可愛いですね。

そのほかにも色々おかしい。


オタ書店。アニメイトもびっくりの充実した品揃え。
日本の雑誌とかそのまま売ってた。


592元らしいです。日本だとこのカレンダーいくらなんだろう。


地下街擬人化コンテストの優勝作品。
これは結構センスあると思う。


第二位。これが二位か……
いや上手いけどさ。


オタショップ。
レンタルボックスショップと言ってどのくらいの人が分かるか不明ですが、
とにかくそんな感じで、店内のクリアケースに日本のフィギャーやらグッズやらが所狭しと並べられており、
しかもそんな店が数十店ある。(一店あたりの大きさはよくある商店街の小さい店くらい)
店員のお兄さんもなんか霊夢のTシャツとか着てたしBGMはビートまりおだった。どうなってるの。
東方永夜抄も売ってた。お値段なんと800元。日本円(2000円)にすると大したことないように思いますが
ビール20本分であると考えると……



パンフレットも何かおかしい。

極めつけはこれだ。


台北地下街はどこへ行こうとしているのか。なんか執事喫茶とかもあったし。
地下街の責任者誰だよ。友達になりたいんだけど。

一応台北市民の皆さんの名誉(?)のために言っておくと、地下街は「台北地下街」のほかにも大きく2つあり、
そっちの方は普通でした。普通という言い方もどうかと思いますが。

あと、さっきのこのポスターなんですが、

真ん中くらいの「満額有禮」って書いてあるところなんですが、読みづらいんですけども
「一日で888元以上地下街で買い物したらこのエコバッグあげるよ! 数量限定だよ!」
と書いてあります(多分)。


貰ってきました。割としっかりした作りです。


どう見てもコミケ帰りです。本当にありがとうございました。
12周年記念祭は5/19までだそうなので欲しい人は急いでね!

二日目はこれで終了。



三日目

三日目ですが、四日目は朝一で出発なので実質最終日です。
そんな日に僕が最初に出向いたところはどこかというと、


ここです。
詳細はググってください。
簡単に言うと、日本のイラストレーターのイラスト展示会です。

なんでお前台湾に来てまでわざわざと思われる向きもあるでしょうが、
前日台湾大学で何故かポスターを発見したのと、あとオタショップでも貼られていたのと、
宿泊地から割と近かったので、これも縁かなーと思ってまあとりあえず行ってみようと。

いや実を言うと、例によってというかろくに下調べもしてなかったので、
てっきり台湾のイラストレーターさんが100人集まったのだとばかり……
でもよく考えたらというかよく考えなくても、女の子は和服だし、協賛は産経新聞社だし、
何かおかしいと気づく余地は十分にあった。きっと暑さで思考力が低下していたのだと思います。
(一応弁解しておくとポスターにはJAPANって書いてなかったと思うんで……)

まあ内容は普通の展示会でした……参加者はいとうのいぢとか青樹うめとかみさくらなんこつとか
やたら豪華でしたが。


会場のボード。いろんな方が現地を訪れているようですが、あいにく価値がよくわからない。


やりたかったことは分かるが、もう少し何とかならなかったのだろうか
こちらからでは分かりませんが、鐘の反対側には「ENGLAND 1857」って書いてました。
色々な意味で酷い。
一応5元入れて日台友好を祈願しておきました。鐘は凄くいい音がしました。


台湾の方が描いた短冊。胸が熱くなるな。
せっかくだし僕も何か描いていきたかったのですが、時間が押していたので泣く泣く断念。

何が押していたのかというと、これの時間です。

台湾新幹線。乗ってみたかったので。
台湾というのは大体九州くらいの大きさで、台北から台南だと福岡から鹿児島まで行くような感じでしょうか。


オレンジのラインが輝かしい。


車内。綺麗で椅子の座り心地もいい。
一時間半ほどで台南駅に到着です。
台南市は中国の明〜清の時代に政治的拠点がおかれていたことからいわゆる古跡が多い町で、
「台湾の京都」と呼ばれている……って本当に呼ばれているんでしょうか。
日本人が勝手に呼んでいるだけでは……


写真は台南駅。


台湾きっての英雄・鄭成功将軍がオランダ人をボコボコにして台湾から追い出す名シーン。


孔子廟。廟内に絵馬のように願掛けの紙を掛ける場所があったのですが、
日本語だらけでした。日本人多すぎだろ。
ここでも日台友好と書いておきました。学問のことならともかく、そんなことを頼まれても
孔子も困ると思いますが、まあ広い精神で許してくださると。


天壇。道教の寺院です。
お参りの作法は一応調べてきてはいたのですが、多分というか絶対に間違えていたと思います。
玉皇上帝様すみません悪気はないんですと謝罪しながらお参りしました。
ちなみに道教寺院の参拝方法というのは、長い線香を束ねたものに火をともして
頭の上で振るというものなのですが、灰が手にかかって熱い
みんな平気なのでしょうか。あるいはそれも含めての参拝なのでしょうか。

とりあえず屍解仙になりたいとお願いしてきました。
願いが叶ったらお礼に行くのが礼儀らしいので、もし屍解仙になれたらもう一度いこうと思います。

他の寺院を見ていても思ったのですが、道教の寺院は電飾や電光掲示板をつけることにあまり抵抗ないですね……
文化の違いという奴なのでしょうか。それとも神様が派手好きなのか。


遅い昼食を取った料理屋のメニュー。
曲がりなりにも日本語訳されているメニューの中で上の二つがひたすら異彩を放っている。
それでも看板料理フスイヒギェイーを頼んでみたところ、魚のすり身を蒸したと思われるものに
黒いどろっとしたスープ? がかかっているものが出てきました。
そしてこれが凄く美味しい。
何事も挑戦してみるものだと思いました。ワゴゥエーも頼めばよかったです。
どういう魚なのかは分かりませんでしたが。

他にも色々見ましたが暑いので省略です。
実際ちょっと暑すぎて倒れそうでした。やはり全部歩いて回るのは無理があった。


ごく一部で有名なお菓子・ペペロ。台南のセブンイレブンで発見。
originalの八文字が光る。
味はまあ……originalって感じでした。
ちなみにポッキーもその隣で売ってました。


台北の本屋さん。
あちこちで見かけたので多分チェーン店です。
本屋の構成自体はそう日本と変わるものでもないでしょうが、
日本語学習コーナーと日本旅行ガイドブックコーナーは割と人気コンテンツのようです。
日本小説コーナーでは京極夏彦や宮部みゆきや東野圭吾の本が売られていました。あと怪傑ゾロリ。
写真の本屋さんでは『謎解きはディナーの後で』が平積みされてました。アレあんまり合わなかったなー僕。
あ、もちろん台湾現地の文芸の方がメインでしたよ。さすがにここまでアニメイトと同じだと困る。
漫画コーナーは大体どの本屋さんでも棚ひとつ分くらいはある感じです。
特に日本好きというわけではない人たちにもそれなりの訴求力があると思われます。
一つだけ日本と大きく異なるのは、地べたに座り込んで本を立ち読み(座り読み)している客でしょうか。
どの本屋でも見かけたので、多分そういう文化なんでしょう。
でも本棚を背もたれにするのは凄く邪魔じゃないのかな。脚をまたいでも怒られないだろうか。気になる。


何となく見た瞬間にお分かりいただけると思いますが、エロDVDショップです。
ここも酷かった。何がって、日本の侵食具合が。
店の中全部日本のエロDVDですぜ。輸入物のことを台湾では「航版」といっているらしいですが、
航版じゃないDVDなんか見た限りなかったですよ。
この店だけじゃなく他の店でもそうだったので、台湾においてはエロDVD=日式航版DVDは
ゆるぎない事実と見て間違いないでしょう。TENGAまで売ってた。
まったくHENTAI国家日本の面目躍如と言ったところでしょうか。
価格は1枚40元〜80元で、安いのだと10枚セットで200元という破格値でした。
くどいようですがビールが一本40元です。
しかしエロ本やエロ漫画は規制されていると思われるのに、エロDVDのこのオープンさはなんなのか。
そういやエロアニメもなかった。どうせ海賊版なんだろうからそんなところまで表の規制に合わせなくても……

こうして三日目も終了。
四日目は移動だけなので省略です。



まとめ

・台湾の人
みんな親切でした。
タクシーの運転手さんも(誰も彼も運転が荒いのを除けば)愛想よく接してくれましたし、
その他の店員さんなども、お互い何を言ってるのか分からないなりに
気を使っていただいているのは分かりましたし。善意を信じて正解だったと思います。
あと電車でごく自然に席を譲る人を何度も見ました。そういうことができるようになりたいものですが。

それはそうと、あまりにも暑いので滝のように汗を流している半袖の僕の横で
パーカーとか薄手のジャンパーとか着ている人がいたんですが、慣れとかでどうにかなるレベルとも思えないので、
自律神経失調症の方だったのでしょうか。

・食事
美味しかったです。
まぁ僕は基本的に何を食べても美味しく感じるのですが……
でも美味しかったですよ。でも臭豆腐は食べる前にリタイアしました。味はいいそうなのですが。
一番美味しかったのは故宮博物館のレストランで食べたエビシューマイです。
博物館のレストランの味じゃないぜアレは。
あと茶粽って書いてあったからお茶とちまきのセットかと思ったらお茶味のちまきだった。でも美味しい。
一番美味しくなかったのは……飛行機の機内食かな……まあ仕方ないよね。

個人的なアドバイスとしては、新幹線はせっかく快適なのだから、もっと駅弁に力を入れるべきだと思います。

・オタ産業
仮に僕が今後台湾に住むことになっても何も困らないだろうなーと思いました。
それほどまでに日本です。
ただ気になったのが、台湾独自の作品が全然見当たらないんですよね。
アニメイトでもあるにはあったのですが、なんか劇画っぽいやつで漫画という感じじゃないし
隅っこのほうにひっそり置いてる感じで人気がありそうな要素が見当たりません。
台湾でも同人誌即売会が催されているはずなのですが、現地の同人誌も全然売ってませんし。
台北地下街にも中古漫画や同人誌を売っている店があったのですが、買取の条件が
「日本の同人誌or海賊版じゃない日本の漫画」であって、現地の漫画を買い取ってくれません。
実のところ、現地の漫画や同人誌を買えたらいいなあ、というのを結構楽しみにしていたので、
そういった点ではちょっと期待はずれでした。
韓国なんかは曲がりなりにも独自の作品を打ち出してきているらしいので、
その辺は台湾にも今後期待したいところです。

・ひっくるめていうと
とてもいいところでした。
絶対にまた来ようと思います。
今度は涼しい時期にな!





おまけ


台湾で買った本です。ほら、あの、888元の買い物をしないといけなかったからさ。

・絶望先生 95元
表紙が和紙じゃなくて普通の紙という残念ぶり。
でも読者投稿コーナーや紙ブログもちゃんと訳しているのは好感が持てる。
日本のローカルネタや時事ネタや昔のオタネタって台湾の人どのくらい分かるんだろう。

・輕鬆百合 120元
エロはダメだが百合はOKらしい。
ていうか百合姫系列の漫画が妙に充実していた。
こういっちゃなんだけどそんなに売れてる系列じゃないだろ……
なんで? 出版社の人が百合好きなの? 台湾人が百合好きなの?

・GA 藝術科美術設計班 160元
『棺担ぎのクロ』の方が好きなんだがそっちは売ってなかった……
それはともかく、この作品とにかくカラー回が多いが全部ちゃんと再現されている。
ただ紙質がどうもペラい。

・魔法少女★小圓 110元
小○で「○ちゃん」というような意味になるらしい。
圓は円の旧字体なので、「まどかちゃん」なんでしょうが、
中国語読みだと「xiao・yen」になるわけで、「madoka」じゃないわけで、
この場合、現地の方はどちらで読んでいるんでしょうか。
通常の人名だと現地読みですが、英語タイトルでmadoka magicaって書いてるしなぁ。

・東方三月精 220元

こちらは三妖精の名前の音にあわせて漢字名をつけているようです。
おかげで凄いことに。

ちゃんとCDも付いている。そのせいか高い。

・東方儚月抄 120元
うどんげっしょーです。いわゆる秋枝っしょーのほうも売ってましたが、
小説抄だけ見当たりませんでした。差別か。

.           /⌒ヽ,_,,,....,,,_,/⌒ヽ,
          /   ,ヘ::::::::::::::;;ヽ  ヽ_
         /   ノ;:;:::::;:::::;;:::;:::;i  / .l ))
    ((  ,ヘ,ヽ--;‐';;λ;;ハ;;λ;ノλ-/ /
       '、 ヽ イ;!;i ○   ○ iヾ/,,,,/,
.        ヽ ソヾ;ル;""r-‐¬""イ  /
         ゞ    ゝヽ、__,ノ_ノ   ,)
         `弋___.ノ`ヽwノ´ ,___,ノ
             .|  〈〉  ノ
             ノ     .λ
           / `   ´ヽヽ
          /  /   ',   ヽ
         <  ,'     ',    \
因幡帝(生年不詳〜 日本)
宇佐帝とも呼ばれる。

因幡帝と鈴仙・優曇華院・稲葉の漢字が違うのはなぜなのだろうか。
ちなみに茨歌仙はまだ出版されていないようです。華扇ちゃんのおっぱいを体感できないとは可哀想に。

・襲来! 美少女邪神 220元
買った中では唯一の小説本。
台湾には文庫本という概念がないのか、絶望先生よりでかい。
小説やアニメをごらんの方は知っていると思いますが、この作品とにかくパロネタが多い。
日本人ですら全て理解している人はいないのではないかと思われるこの作品、
絶望先生以上に台湾の人が理解するのは困難だろうと思うのですが、ご安心ください。

なんと親切にも元ネタ解説が付録で付いている。
でも絶対足りないと思う。誰か出版社に元ネタwikiのURLでも送ってあげて。



とりあえずこれらの本を使って中国語を勉強していこうと思います。いやマジで。
応援してくれよな!



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